母の日・父の日・敬老の日
母の日
お母さんの無償の愛に応えて、感謝の気持ちを表して。
アメリカのアンナ・ジャービスという女性が母の愛をしのび、教会でカーネーションを配ったのが始まり。
Q:いつ贈る?
毎年5月の第2日曜日が母の日。その日にお母さんへプレゼントを贈りましょう。
Q:何を贈る?
カーネーションに限らず、お母さんの好きな花を使ったブーケを贈るのもよいでしょう。日頃からほしいと家族にもらしていたものを思い出してみましょう。身につけるもの、またエプロンなどの実用的なものも喜ばれます。
Q:表書き・水引は?
特に必要ありませんが、簡単なメッセージを添えて贈りましょう。直接言うのは照れくさい感謝の言葉も、カードに書いて、きちんと伝えたいものです。
Q:気をつけることは?
- 夫婦でそれぞれのお母さんに贈る場合、妻が夫のお母さんへ、夫が妻のお母さんへ贈る習慣があります。
- 自分の母親だけでなく、お母さんのように慕っている人に贈っても喜ばれます。
父の日
黙って見守ってくれているお父さんに、さりげなく感謝の意を込めた贈りもの。
母の日の存在を知ったアメリカのジョン・ブルース・ドットという女性の、父への感謝がきっかけで生まれました。ちょっと照れ屋さんのお父さんにも、たっぷりの愛を贈りましょう。
Q:いつ贈る?
毎年6月の第3日曜日が父の日。その日にお父さんへプレゼントを贈りましょう。
Q:何を贈る?
あまり高価な品でなく、ベルトや財布など身に付けるものや趣味の品などから、好みを考え選ぶとよいでしょう。日頃からほしいと家族にもらしていたものを思い出してみましょう。
Q:表書き・水引は?
特に必要ありませんが、簡単なメッセージを添えて贈りましょう。直接言うのは照れくさい感謝の言葉も、カードに書いて、きちんと伝えたいものです。
Q:気をつけることは?
- 夫婦でそれぞれの両親にプレゼントを贈る場合、妻が夫の両親へ、夫が妻の両親へ贈ることが習慣になっています。
敬老の日
人生の大先輩に敬意を表し、長寿を祝い、健康を願って。
大好きなおじいさま、おばあさまに、日頃は照れくさくて直接言えない感謝の心を伝える敬老の日。お年寄りを思いやる心を大切にし、長寿をお祝しましょう。
Q:いつ贈る?
9月の第3月曜日が敬老の日。お祝の品は、半月前から前日までには届けたいものです。祝宴が開かれるときには当日持参しても結構です。
Q:何を贈る?
本人の趣味に合わせたものや、日ごろから欲しがっているものがよいでしょう。自分で買うのにためらうぐらいのものがおすすめです。
Q:表書き・水引は?
- 表書き/寿・長寿御祝・御祝・寿福・万寿・敬寿・○○御祝
- 水引/紅白または、金銀蝶結び
Q:気をつけることは?
- 敬老の日にお祝いされると、老人の仲間入りをさせられたと不快に感じる方も。本人の意向を尊重することが大切です。
賀寿について
賀寿とは、長寿のお祝のこと。一般的には、干支が60年でひと回りする還暦からお祝いされてきましたが、平均寿命が延びた現代では、まだまだ現役で活躍している方も多く見受けられます。還暦でお祝いされると、”老人扱いされた”と不快を感じ、失礼にあたることも。誕生日をいつもより少し盛大に祝う程度で良いかもしれません。何よりも、本人の意向を尊重することが大切です。
賀寿の名称
還暦(かんれき) | 60歳 |
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古希(こき) | 70歳 |
喜寿(きじゅ) | 77歳 |
傘寿(さんじゅ) | 80歳 |
米寿(べいじゅ) | 88歳 |
卒寿(そつじゅ) | 90歳 |
白寿(はくじゅ) | 99歳 |
茶寿(ちゃじゅ) | 108歳 |
皇寿(こうじゅ) | 111歳 |
珍寿(ちんじゅ) | 112歳 |
※112歳以上はきわめて稀なので、毎年お祝いします。