出産祝い
ご両親にとって一番うれしい日。健康と成長を願う贈りものを。
誕生してまもなくは、さまざまな行事が続きます。出産後何かと大変なお母さんの体力の回復が十分でない時期だけに、相手を気づかうことが大切です。
出産祝
Q:いつ贈る?
出産7日目(命名日)から1ヵ月後(宮参り)までに、先方に負担をかけないよう、手紙を添えて送付する方がよいでしょう。
Q:何を贈る?
ベビー用品が一般的ですが、重複をさけるため、1年後2年後に使える品を贈るケースも。親しい間柄ならば、欲しいものを確認してからでもよいでしょう。
Q:表書き・水引は?
- 表書き/御祝・御出産御祝・御出産祝 ・御安産御祝・御誕生御祝
- 水引/紅白蝶結び
Q:気をつけることは?
- 必ず、無事出産の知らせを受け
- 日がたってから出産を知った場合には、1年近くたっている場合には、初誕生日のお祝として贈りましょう。
お七夜・命名
Q:いつ贈る?
誕生後7日目の夜をお七夜といい、命名して祝います。当日、招かれた時にはお祝の品を持参します。
Q:何を贈る?
一般的には現金を包むか、祝宴で食べるものを持参します。
Q:表書き・水引は?
- 表書き/御祝・お七夜命名(身内)
- 水引/紅白または赤銀蝶結び
Q:気をつけることは?
- お宮参り祝と兼ねてもよいでしょう。
お宮参り祝
Q:いつ贈る?
お宮参りは、誕生後1ヶ月前後の日柄や都合のよい日に、その土地の氏神様を奉った神社に詣でて、お祓いを受ける大切な行事です。お祝は、半月前から当日までに贈ります。
Q:何を贈る?
身内だけするお祝です。お宮参りの祝い着を母親の実家が贈ることも多いようです。またおもちゃなどを贈ることもあります。
Q:表書き・水引は?
- 表書き/御祝・お宮参り御祝・祝御宮参り
- 水引/赤金または金銀蝶結び
Q:気をつけることは?
- お返しはしなくても構いませんが、「内祝」として赤飯や菓子折りを贈ることもあります。
- 神社への御礼は「初穂料」「玉串料」「御礼」としてお子様の名前で贈ります。
- 地方によっては習慣が異なりますので、相談した方がよいでしょう。
お食い初め祝
Q:いつ贈る?
誕生後100日から120日で母乳から離乳食に移ることを祝い、一生食べ物に困らないよう願う儀式で、招待されたら当日にお祝を持参します。
Q:何を贈る?
離乳食に入ってから使う食器を、親類で分担して贈ると喜ばれます。
Q:表書き・水引は?
- 表書き/御祝・祝御食初
- 水引/赤金または金銀蝶結び
Q:気をつけることは?
- 欧米には、銀のスプーンを贈られると、一生食べ物に不自由しないという言い伝えがあります。
初節句祝
Q:いつ贈る?
誕生後初めて迎える節句のことで、男児は5月5日、女児は、3月3日に祝いますので、節句の半月前から当日までにお祝を贈ります。
Q:何を贈る?
もともと女児なら母親の実家からひな人形、男児なら武者人形や鯉のぼりを贈る習慣があります。しかし住宅事情や費用の問題もありますので両親と双方の実家で話し合って決めてください。ただし贈る場合は飾る時期を考えて、1ヶ月前には贈るようにしましょう。祖父母・親戚はおもちゃや人形などを贈ることも多いようです。
Q:表書き・水引は?
- 表書き/御祝・初節句御祝・祝御初幟(男児)・祝御初雛(女児)
- 水引/紅白蝶結び
Q:気をつけることは?
- あまり高額のお祝いは、かえって相手の負担となるのでご注意を。
- お返しは「内祝」として、お子様の名前で贈ります。